桜がまう四月。
ひょうひょうとした声で俺に話しかけてきたのは
これから先、この秀徳で生きていく俺の隣にいつも堂々とたっていることとなる
相棒の男だった。
『緑間 真太郎 クン』
軽薄と敵意
朝食の準備をしながらまた懐かしい夢を見たな、と思う。
席についてテレビの電源を入れると、
お決まりの明るいアナウンサーの声が聞こえてくる。
『6位はかに座のあなた!』
ふと自分の星座を呼ばれ画面へと視線を移した。
『今日は不思議な出会いがあるかも?思い切って外へ出てみて!
ラッキーアイテムは集合写真!』
その後も同じ調子で今日の占いをつげていく。
俺は朝食を食べることに専念し、頭の隅で集合写真について考えるのだった。
手に取った写真は帝光のものだった。
初めて全員がユニホームをそろえた日。
つまりこの世界では黒子がレギュラー入りした日にとったものだった。
不思議なことに黄瀬の番号が前と変わらなかった。
しかし自分たちからしてみれば、この番号よりも高校の番号のほうがしっくり来るものがある。
みるたびにぬぐえない違和感に苦笑いするのだった。
(ここからすすまねぇえええ)
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